富士登山 其の八
9合目を超えると登山者が数珠つなぎで足場と前を行く人の足元を見ながらの登山となりました。 写真の1枚目の最後の鳥居(記憶にあるのは5・6・8・9合目)をくぐると頂上です。 鳥居前後の人工物の石段がある意味登り最後の難関だったかもしれません(*^_^*)が休憩を入れて、昨日からトータル約9時間、頂上到達です。 一行の内2名が高山病の症状がでていたこともあり、お鉢周り(火口一周)は断念し、下山前に火口に寄って写真は記念に撮りました。 しかしロープが張ってあって下をのぞき見ることはできませんでした。 頂上からの景色の写真で手前の湖は河口湖になります。 写っているということはこの日は地上からも富士が眺められたのでしょう。 3776mその日本では圧倒的な高さはからは今まで見たことのない景色が展開されていましたが人混みも凄かったです。 さて酸素の薄い頂上での滞在は30分程で写真のように砂走りを一気に下り始めました。 途中昨日お世話になった山小屋で休憩、そこからの写真に富士山頂が覗いています。 最終的に下りは休憩を入れて3時間ほどで終えましたが、砂走りが延々と続き、中腰である程度踏ん張りながら下りないと、つんのめってこけそうで最後の6~5合目はほんと辛かったです。 ともあれ富士登山は大きなケガもなく、高山病の二人も5合目ではその症状は消えており、無事終わったのです。 それから御殿場までもどり、温泉で垢を落とし、運転のある友人には申し訳なかったのですが、格別な生ビールを飲んで、新幹線車中爆睡で夕刻帰阪の途についたのでした。 最後にもう一度登るか?と聞かれたら今はなんとも・・・。 人に勧められるか?と聞かれたら、今回の須走コースは初心者でも行きやすいと思いますが、天候は予約できないのでこれもなんとも・・・。 今回の富士登山シリーズで興味を持った方は今夏、グーグルの地図のストリートビューで吉田口ルートの配信を始めたとのことなので、時間があれば涼しくネット登山?などしてみてはどうでしょう。 長い間お付き合いありがとうございました・・・(完)