とある本
私は小学生のころから本をほとんど読まない人です。 夏休みの読書感想文を書くためとか興味のある専門書はあるのですが・・・。 この連休中、法人貸出しの1冊の本に興味があり珍しく読み切りました。 「親子アスペルガー」というこの本の内容は発達障害の問題行動の大変さを強調するのではなく、著者の言うちょっと脳のタイプが違う少数派が多数派の社会やルールでどのように不便さを感じ、どう向き合ってきたかがよくわかるように書かれています。 『あなたはすでに十分な努力をしています。 多数派の人たちが味わっていないつらい経験に耐えてきました。 今うまくいってなくてもそれはあなたの努力が足りないのではありません。 :著書 あなたがあなたであるために』 著者はこの本に出会い、何度も何度も繰り返し読んで、「世の中には自分のような存在を認めてくれる人がいる。 今は八方ふさがりでも何とかなる、生きる道がある。」と涙があふれて止まらなかったエピソードを書いています。 支援者として、人としてどうあるべきかを考えさせられた本でした。