東住吉区地域自立支援協議会の日中活動部会今年度最後の取り組みとして議題を掘り起こすグループワークが早川福祉会館にておこなわれました。 1回目は施設で困っていること、知りたいことなどを自己紹介を交えながら出していきます。 上がった意見は潜在的利用者の掘り起こしについて、集団レクの必要性について、サービスにはまらなかった方の行先について、年限のあるサービス(生活訓練など)で次に何処へつなげていくか、SST(生活技能訓練)について、工賃について、職員不足について、利用者の本心をどのようにつかんでいるのか、スタッフ間のコミュニケーションのとり方について、障害特性を就労先にどう伝えていけばよいのか、作業をどのように選んでいるのか、などなどたくさんの意見が出ました。 次に出た意見から多数決でひとつの議題に絞り意見交換していきます。 サービスや3障害の違いはあるものの共通で知りたいこととして『利用者の本心をどのようにつかんでいるのか』に決定しました。 本心をつかんでいくということは本人ニーズを引き出しケアプランに反映するにあたって大事なことで言葉のない方には写真など視覚から提示して選んでもらったり、表情からくみ取ったりしている。 個別に障害の程度が違うので言葉であったり、イラストであったりひとりひとり工夫している。 とにかく傾聴する、トイレ介助が必要な方はトイレトークも活用している。 本人だけでなく家族にも聞いている。 交換ノートをしている。 同じ時間を共有している。(お茶や散歩など) とにかく話を聞いて共感する、その時こちらからでなく極力相手から発信できるよう仕向ける。 長年の経験などの意見が出ました。 支援を受ける方それぞれに違いがあり、どの意見が正しいではありませんが、やはり傾聴して共感することは大切なことだと思います。
写真はA・B班に分かれてのグループワークの様子です。
この後、交流会第2部として近くの居酒屋さんで飲ミュニケーション、2部から参加の方もいて大いに盛り上がりました。
まだまだ地域のネットワーク構築までには至ってないですが、少しずつ前に進んでいると参加者のみなさんはみな感じていたようで、次年度はもっと輪が広がっていったらいいなと思います。
20名近くの参加者のみなさん、ありがとうございました。